2021/04/18 18:57

もっとネオンサインを見たい!知りたい!という方へ向けて、常日頃 僕が、穴が開くほど見つめているウェブサイトを共有します。


NEONSIGNS.HK 探索霓虹
香港のネオンサインの今と昔について、かなり詳しく調べられているサイトです。(注: 非日本語サイトです)
ユニークな点は「現在の香港の地図に過去/現在のネオンの写真がマッピングされている」こと。
香港に旅行に行ったことがある方はきっと懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。


「香港おみやげスライド」と題された一連の投稿では、1960~1970年に撮影されたと思われる*映写機用のネガフィルムのデータが公開されています。ご覧の通り記事自体も古く、一部リンクが消失してしまっているのが口惜しいです。
記事はNo.34まで投稿されておりますが、まとめられていないので、サイト内の検索ボックスから「香港おみやげスライド」と検索することで一覧化されます。
残念ながら2019年で投稿は止まってしまっているのですが、当時の貴重な資料を確認することができます。

*同サイト 2009年5月31日投稿 「香港おみやげスライド<No.1>」より時期に関する言及を引用

僕の同人活動の方のアカウントで知り合った方なのですが、「Albums」に収録されているHong Kong's Neon Signsのアルバムが大変よいです。同人活動を通してわかったことの一つが「ネオンサイン 看板を主題として記録的に撮影している方は意外と少ない」ことで、常に参考資料の少なさに直結する悩みの種ですが、その観点でtomosang氏の写真はKeith Macgregor氏ばりにネオンサインにフォーカスした作品を数多く撮影されています。他の作品から明らかですがtomosang氏はもとより撮影がお得意であろうことから、資料としても、作品としても見応えがあります。

言わずと知れた方なので多くの言及を避けますが、香港を主題にした撮影を数多く残されている方です。特筆すべきは90-00年代のネオンサインを記録的に、正面から、美しく撮影されている点です。彼の写真集では繰り返しネオンサインが登場しますが、非常に高精細な作品が多く、僕の活動に多大な影響を与えています。原点は彼が"neon fantasy"と大したコラージュ作品です。*
記憶に相違なければ御年80才にもなろう方だったかと...一度、お話ししてみたいものです。

*Nathan Roadの一面にネオンサインが広がる圧巻の写真が有名ですが、一部作品はコラージュを用いていることを本人が明かしています。